3.マキエの放出量調整
棒天秤→
絡み防止→
チューブ
下カオモリ→
←下カゴ
←硬質発泡フロート
←上カゴ
←二つ折れ
カゴステンレス軸
外観
RKシリーズは主としてアミエビをコマセにして使用するように設計されていますが、このORK-11はオキアミ(ボイルオキアミ、生オキアミ)をコマセとして使用することができるオキアミ専用のロケットカゴです。
上カゴへアミコマセを入れる
遠投二段カゴの動作メカニズム
このカゴは釣果実績の高いHEK-13Lをベースにして、カゴを二段構造にし、コマセの放出時間を如何に長く出来ないかと言う課題を解決した注目の超遠投二段カゴです。
先ず上カゴにコマセ(アミコマセのみ)を約9分目位軽く入れます。(これ以上のコマセを押し詰めてはいけません。詰め過ぎますとコマセが放出できなくなる場合があります。)
次に、中カゴにコマセ(アミでもオキアミでもOKです)を目一杯詰めてください。
更に、この上にサシエを乗せて、下カゴを被せれば準備完了です。
この状態で投げ込み、目的のタナに到着すると、先ず下カゴが開かれサシエとコマセが一気に放出(ドバ撒き)されます。これで、かなりの魚が集まってきてヒットに結び付く訳です。
通常のカゴは、これでコマセが無くなると終了になってしまいます。
この『超遠投二段カゴ』は、ここで、大きく竿を煽ることによって、上カゴから内部に設けた窓を通してアミコマセが少しづつ放出(チョロ撒き)され、集魚効果が継続し、その分、釣果アップに繋がってきます。以下、具体的にコマセ入れについてご説明します。
5.ハリス絡みの低減方法
向かい風での遠投時、ハリスが絡みやすくなります。その場合、写真の様にゴムチューブをカゴのオモリ部分まで押し上げることにより、天秤の動きを抑え、ハリス絡みを少なくすることが出来ます。
ハリススリット
←
ハリにサシエを装着後、ハリスをハリススリットから
外へ引き出す。
4.サシエ用ホルダー
上下のカゴを回転することによって、マキエの放出量が調整できます。
上下のカゴにそれぞれフロートを内蔵させ、着水以降の相対荷重を小さくさせるためにRKシリーズと同様、比較的小型の遠投ウキとの組み合わせを可能にしています。従って、このORKシリーズもRKシリーズ同様に小型の超遠投ウキ(HEU-11R/Y)との組み合わせが最適です。
2.ダブルフロート構造カゴ
HEK-11MS HEK-11MM HEK-11ML
HEK-13MS HEK-13MM HEK-13ML
HEK遠投マルチカゴ | 直径 | 本体長 | 容積 | 重量 | 適合ウキ |
HEK-11SS(ショートサイズ) | 34mm | 102mm | 20cc | 74g | HEU-13R,、HEU-13Y |
HEK-13SS(ショートサイズ) | 34mm | 102mm | 20cc | 86g | HEU-13R,、HEU-13Y |
HEK-11SSL(ロングサイズ) | 34mm | 116mm | 30cc | 74g | HEU-13R,、HEU-13Y |
HEK-13SSL(ロングサイズ) | 34mm | 118mm | 30cc | 84g | HEU-13R,、HEU-13Y |
HEK-11S | 45mm | 96mm | 60cc | 76g | HEU-11R,、HEU-11Y |
HEK-13S | 45mm | 99mm | 60cc | 88g | HEU-13R,、HEU-13Y |
HEK-13L | 45mm | 103mm | 70cc | 84g | HEU-13R,、HEU-13Y |
HEK-11MS | 37mm | 105mm | 45cc | 70g | HEU-11R,、HEU-11Y |
HEK-13MS | 37mm | 108mm | 45cc | 85g | HEU-13R,、HEU-13Y |
HEK-11MM | 37mm | 114mm | 52cc | 71g | HEU-11R,、HEU-11Y |
HEK-13MM | 37mm | 117mm | 52cc | 86g | HEU-13R,、HEU-13Y |
HEK-11ML | 37mm | 125mm | 64cc | 72g | HEU-11R,、HEU-11Y |
HEK-13ML | 37mm | 128mm | 64cc | 87g | HEU-13R,、HEU-13Y |
アーム角度はハリス絡みや飛距離に関係してきます。
◆アーム角度が90度近くになると、ハリス絡みは少なくなりますが、遠投時にアームが受ける空気抵抗が大きくなる為に、飛距離が伸びにくくなります。
◆アーム角度を45度より小さくすると、ハリス絡みがやや多くなりますが、遠投時にアームが受ける空気抵抗が少なくなる為、飛距離が出易くなってきます。
★通常は45度〜60度位に設定しています。
ご自分の釣りスタイルに合わせて調整してください。
上下カゴを組み合わせると、下カゴの下部に全容積の1/3程のチャンバーが出来るようになっています。(赤ペンで示している空間部分です。)
上下のカゴを支持するステン軸を中央部から折り畳めるように丁番構造にしており、容易にコマセを詰め込むことができます。(PAT.P)
下カゴと組み合わせた状態です。構造的に下カゴ(ブルー色のカゴ)の下部にエアーチャンバーが出来上がります。従って、カゴが着水後、海水が一気にこの部分に流れ込みコマセが撹拌され徐々に4つのウインドーから放出されてゆきます。(従来のロケットカゴでのコマセ詰まりを解消させています。)
コマセ(ボイルオキアミ、生オキアミ)を通常とは逆に写真のように上カゴに入れます。
(オキアミはLサイズ以下のものをご使用ください。)
ご注意
コマセは必ず上カゴに詰めてください。下カゴに詰め込みますとエアーチャンバーが埋まってしまい、着水後コマセが十分に放出できないことがあります。
内部構造
外観
内部構造
■本体長は本体+錘までの長さです。
■カゴ遠投磯竿は4号以上を推奨します。
produced by SEAHARBOR
製造・販売:シーハーバー 〒251-0027 神奈川県藤沢市鵠沼桜が岡1-2-20
TEL:090−4021−1766 Eメール:fwkk8217@mb.infoweb.ne.jp
上下カゴを回転することによって、マキエの放出量を調整することが出来ます。
カゴを投入している間に別のカゴにコマセを充填しておき、次の投入時にスナップを外して素早くカゴを交換することが出来ます。コマセの種類を変えて用意しておくと、チャンスを逃さない自分流のカゴ釣りも出来ます。
スナップ交換による早い手返し
HEK-SS/SSLタイプの
ハリススリット
■コマセはオキアミ、アミエビ共に使用することが出来る兼用タイプです。
■下カゴを引き上げ、写真のようにコマセ入れスプーンの先に、鉄ヤスリ等で溝を入れると、カゴ軸が邪魔にならずにコマセが楽に入れられます。
■サシエの入れ方は、ハリ先が手前に来るようにセットしますと、カゴ軸への絡みを防ぐことができます。
■最後に、ハリスをハリススリットに通すことにより、着水時の衝撃によるハリスの傷みを防ぐことが出来ます。
コマセ、サシエのカゴ詰め
上下のカゴを支持するステン軸を中央部から折り畳めるように丁番構造にしており、容易にコマセを詰め込むことが出来ます。(PAT.P)
従来形式のものより、コマセが入れ易く、その分、手返しが早く出来ます。
1.二つ折れカゴ構造
上カゴと中カゴを外す
超遠投二段カゴ | 直径 | 本体長 | コマセ容積 | 重量 | 適合ウキ |
DSK-13 | 45mm | 122mm | 80cc | 88g | HEU-13R,13Y |
ハリス取付↓
ハリス取付↓
大物釣りの場合には、クッションゴム(径Φ2で長さ15cmから20cm程度)を取り付けてからハリスを結んだ方が無難です。又、クッションゴムと天秤との取り付け部にゴムチューブ(自転車タイヤのムシゴム)を被せてその動きを抑えることによってクッションゴムの暴れによるハリス絡みを防いでおくことも大切です。
ハリスの取り付け方・絡み防止の工夫について
天秤は小型のほうが携帯性も良く便利ですが、ハリスを1ヒロ以上長く取りますと、投げ方のクセにもよりますが、絡みが発生する頻度が多くなってきます。従って、TB-1はハリス長を1ヒロ程度でご使用の場合にお薦めです。
TB-2は、1ヒロ以上の長ハリス(通常(1.5〜2ヒロ)で超遠投する場合でも、ハリス絡みを極力抑え込む効果があります。又、TB-2はアーム部分が長いだけ遠投時の空気抵抗が増加することを防ぐために、軸には従来通りの太いステンバネ線を使い、アーム部分には敢えて細径ステンバネ線を使用した異径バネ線構成のカゴ遠投用の天秤です。
天秤とハリス絡みについて
←φ1.2
φ0.8→
←φ1.2
←φ1.2
TB-2
TB-1
←タル型サルカン4号
←タル型サルカン4号
【HEK専用天秤】
310mm
174mm
←サシエホルダー
ハリススリット
←
サシエ用ホルダーを装着
メインオモリの上部にホルダースペースを設けこの中にサシエをセットすれば遠投時の”エサ切れ”を完璧に防止し、着水と同時にサシエが放出される構造になっています。
コマセを詰める
開けて
上下のカゴを支持するステン軸を中央部から折り畳めるように丁番構造にしており、容易にコマセを詰め込むことが出来ます(PAT.P)。 従来のものは、コマセが入れにくく、その分手返しが遅くなっているようです。
二つ折れカゴ構造
ホルダーを引き下げて、サシエを装着し、ハリスをスリットから外側へ引きだす。
羽根の色調について
カゴ専用遠投ウキ | 全長 | 自重 | 重心率 | 浮力 | 適合カゴ |
HEU-11R HEU-11Y |
256mm | 9g | 0.44 | 10〜12号 | RK-10N/12N,ORK-10N/12N HEK-11S/11MS/11MM/11ML TBK-11, |
HEU-13R HEU-13Y |
264mm | 10g | 0.47 | 11〜14号 | 上記HEKを除くHEKシリーズ全般 TBK-13、DSK-13 |
■ 蛍光レッドの赤羽根は、全天候時で視認性が高いオールマイティーな色調と言えます。
■ 蛍光レモンイエローは晴天時には、抜群の視認性を発揮し極めて目立つ存在のウキとなります。
ただし、暗い曇天時には視認性が落ちてきますので、使い分けが必要になってきます。
中カゴへのコマセ入れ
先に外した中カゴを元に戻した状態にして、ここにコマセを詰め込みます。更にサシエを乗せて下カゴを被せて準備完了です。
(ここでのコマセはアミでもオキアミでもOKです)
カゴ釣り仕掛けとHEKカゴの動作メカニズム
←メインオモリ
ORK-10Nは丸5号オモリ
ORK-12Nは円錐8号オモリ
上下のカゴに夫々フロートを内蔵させることによって、水中でのカゴの相対質量が小さくなり、RK,ORKシリーズと同様に比較的小さなウキとの組み合わせが可能となります。小さなウキは遠投時の空気抵抗が小さいために、その分、飛距離を伸ばすことが出来ています。
4.サシエ用ホルダーを装着
3.オキアミとアミエビの二段放出もできます
2.マキエの放出量調整
中カゴへコマセを入れる。
そして、サシエを乗せて
下カゴを被せる
水中でのコマセ二段撒きの様子
内部構造
上カゴにオキアミを詰め込み、更に下カゴにスプーン1杯(余り多く入れないこと)程のアミエビを入れることにより、オキアミとアミエビが下図のようにチョロ撒きされ、集魚効果抜群のカゴになります。
潮流の強さや、魚影の濃さによって、カゴ窓の開きを調整して、より集魚効果が高められます。
カゴの動作メカニズム
カゴ釣り仕掛け
6.天秤アーム角度について
ORKシリーズを基本にして、オキアミのみならずアミエビも併用することも出来、集魚効果をより一層高めたロングサイズのコマセ増量タイプの天秤カゴです。
←バルサ材フロート
マキエの放出量調整 上下のカゴを回転することによって、マキエの放出量が調整できます。
フロートをカゴ本体に内蔵させることにより浮力を持たせ、ウキの小型化を実現。
一般に遠投しようとすると、カゴの重量を重くすることが多いがその分浮力の大きい大型のウキを使用せねばならなくなり、空気抵抗が増大してしまいます。竿の号数とのバランスにもよりますが3号竿の場合、8〜12号負荷とし、これに見合った浮力を持ち、いかに小型のウキとの組み合わせができるかが、飛距離を伸ばすカギになってきます。(組み合わせ例を参考にしてください)
ハリス絡みの低減方法
向かい風での遠投時、ハリスが絡みやすくなります。その場合、写真の様にゴムチューブをカゴのオモリ部分まで押し上げることにより、天秤の動きを抑え、ハリス絡みを少なくすることが出来ます。
回転して調整
5.ダブルフロート構造カゴ
カゴ釣りギアのご紹介
上カゴと中カゴを外す
先ず、写真のように両手で軽くカゴ全体をねじるように
して上カゴと中カゴを外します。
上カゴへのコマセ入れ
2次カゴにアミコマセを9分目位軽く詰め込みます。
目一杯強く詰め込みますと、コマセが放出出来なくなり
ますので、ご注意ください。
(ここでのコマセはアミコマセのみです)
内部構造
HEK-Mタイプの
ハリススリット
カゴ全体を弾頭形状にし、且飛行時の姿勢を安定化させ飛距離を伸ばす為に上カゴキャップにトリプルウイングを装着しています。
注)HEK-○○SS/SSLタイプは細身形状で空気流の影響が少ないため、トリプルウイングを省いています。
トリプルウイング
HEK-S/Lタイプの
ハリススリット
高度から落下し着水時に受ける衝撃からハリスの傷みを防ぐために、スリットを設けています。
このスリットにハリスを通して使用します。
飛距離100mの遠投時、その高度は50mにも達しています。その高度から着水した時のカゴに加わる大きな衝撃を吸収させる為に、カゴ軸の上部にショックアブソーバーを設け耐衝撃性を高めています。
ショックアブソーバー
←サシエ
←ーー下カゴオモリ
絡み防止用
←チューブ
棒天秤→
←サシエホルダー
←下カゴ
←メインオモリ
←硬質発泡フロート
←上カゴ
←二つ折れ
カゴステンレス軸
外観
すぐれた遠投性
今回開発した弾頭型ロケットカゴ(RK・ORKシリーズ)は通常のものとは逆に頭を弾頭のように滑らかな流線型にしているため、極めて空気抵抗が少なく、その分
飛行速度の減速が抑えられ、飛距離を飛躍的に伸ばすことが出来ます。着水後はゆっくりとタナまで沈下してゆきます。
現在、撒き餌カゴの種類は多岐に渡って販売されていますが、大きく分けると、ロケットタイプ、金属網カゴ、きんちゃくナイロン網、底撒き金属カゴに分けられます。遠投用のカゴはロケットカゴが空気抵抗の低さからして、有利な構造と言えます。
今回、実釣を重ねて、より遠投性能に優れたロケットカゴを開発しました。
■本体長は本体+錘を含めた長さです。
■SSタイプは極めて遠投性にすぐれたものですが、コマセ収納容積が小さい為、良質のコマセを少量入れて、マダイ等を狙うときには最適です。
■HEK-13Lの自重を軽くしていますのは、カゴの容積が大きいだけ多くのコマセが詰められることを考慮しています。
当初、大物狙いということで多めのオキアミ(コーヒーカップ一杯分位)を詰め込んで、遠投できるロケットカゴの開発を考えていました。いざ設計してみますと、オキアミを詰め込んだカゴだけでも重量が約30号位のオモリに相当する重さとなってしまい、遠投するには5〜6号の磯竿で大きく孤を描くほどのパワーとスピードで振り込めるアングラーしか使用できない代物になってしまいました。…・一般的ではありません。そこで、幾度にも亘る試技・改善の繰り返しの結果、コンパクトで遠投性に優れたオキアミ専用のロケットカゴを開発しました。ここで特長についてご紹介しましょう。
コマセ容量:20〜30cc)
(コマセ容量:60〜70cc)
(コマセ容量:45〜64cc)
HEK-Mシリーズ